2017年06月10日

本来の目的と現代における目的の差

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今は人が亡くなれば火葬をしたり葬式をしたりするのが決まりになっています。身元不明の人が亡くなっても、役所などが火葬を行って埋葬などをしているようです。昔は特に決まりが無かったので、人が亡くなってもすべての人が埋葬されたわけではありません。

特定の場所がありそこに捨てられたと言われています。今からは考えられませんが、時代の流れと言えるでしょう。では、納骨の時に壺ごとおこなうのか、骨を取り出して行うのかの問題があります。実際2つの方法が知られていて、どちらも見た人はどうすればいいのか迷うこともあるようです。

一般的な見地からすると、亡くなれば土に返すのが良いとされます。そのため、壺から骨を出して行うのが良いとされます。壺のままだと、そのまま残るだけでなく、カビなどが生える可能性があります。しかし、今は事情が異なっています。

お寺であったり永代供養のお墓がありますが、将来ずっと同じ場所にあるわけではありません。墓地の所有権が移動すると、そこにあるお墓を撤去する必要があります。この時、そのまま骨があるのは具合が悪いとされる場合があります。

共同墓地などで行うとき、その場所の決まりがあります。壺のままで行ってくださいとあればそれに従いましょう。